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【イラスト英語】be born with a silver spoon in one's mouth(裕福な家庭に生まれる)

2014.09.11 Thursday
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今日ご紹介する英語表現は、be born with a silver spoon in one's mouth(裕福な家庭に生まれる)です。

文字通りの意味は、「口に銀のスプーンをくわえて生まれる」ですね。汗

皆さまは silver spoon(銀のスプーン)というと、何を思い浮かべますか?

私はついつい、荒川弘さんの大人気漫画のタイトル『銀の匙(さじ)Silver Spoon』を思い浮かべます。この silver spoon ですが、英語では「裕福さ」と結びついているのが面白いところです。

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1998年公開の Rushmore(邦題:天才マックスの世界)という映画を Hulu で見ていたときのこと、主人公の男の子が述べたセリフに「おや?」と思いました。

"I know you probably think I was born with a silver spoon in my mouth, but I'm no elitist."
(裕福な家に生まれたと思っているのかもしれないけど、僕はエリートじゃないんだ)

「銀のスプーンを口にくわえて生まれるって、一体・・・?」

私たち日本人の視点からすると、摩訶不思議なセリフに思えますよね。

ですが、今年出産をして、出産お祝いのカタログやウェブサイトを多数見るようになってから、ヨーロッパでは出産のお祝いに「赤ちゃんが豊かに幸せに暮らせますように」という願いを込めて、「銀のスプーン」を贈る習慣があることを知りました。「銀のスプーン」が「豊かさ」の象徴になっているわけですね。

その風習は日本にも入ってきていて、さまざまな会社が出産お祝いの品として銀のスプーンを販売しています。もしかしたら、赤ちゃん用の銀のスプーンをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

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Oxford Dictionaries.com では be born with a silver spoon in one's mouth の項目で、
be born into a wealthy family of high social standing
例:Although he is descended from Russian aristocracy, he was not born with a silver spoon in his mouth.
(彼はロシア貴族の血筋ではあるが、裕福な家の出ではなかった)
・・・と紹介していました。

では、英語圏のメディアではどのように使われているでしょうか。一つ例をご紹介します。

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【例】CNN.com

Robin Williams' other role: humanitarian
(出典:CNN / 2014年8月13日)

先月、63歳でこの世を去った Robin Williams(ロビン・ウィリアムズ)の追悼記事です。記事の最後に、慈善団体 Comic Relief の創設者 Bob Zmuda 氏の次の発言が引用されています。

"Robin was kind of born with a silver spoon in his mouth. ... I think he felt that he was given so much and that he needed to give back and he truly did."

"Robin was kind of born with a silver spoon in his mouth."(ロビンは結構裕福な家の出だった)とイディオムが使われています。

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先月、突如この世を去ってしまったロビン・ウィリアムズ ー このニュースを知ったとき去来したのは、「キーティング先生が・・・」という思いでした。

私は「映画のセリフで味わう!英文法」というサイトも運営しているのですが、彼が演じるキャラクターのセリフには何度も励まされ、ときにクスッと笑わされました。

なかでも彼が高校教師(=キーティング先生)を演じた Dead Poets Society(邦題:いまを生きる)は、高校生のときにTV放送を見て以来、忘れがたい作品です。

キーティング先生が男子高校生らに低い声でささやいたセリフ、 "Carpe, carpe diem, seize the day, boys." は同じく高校生だった私の心にもスッと届き、「死は必ずやってくる・・・思いのほか早くやって来るかもしれない・・・今を精一杯生きなくては」という焦燥感にかられ、いたってもいられない気持ちになりました。

一つのセリフが、人生の伴走者になってくれることがあると思います。大好きなセリフは数多くありますが、私にとっては、彼が発した "Carpe, carpe diem, seize the day, boys." が高校生のとき以来、人生の道を照らす、一つの光になってくれました。

「映画のセリフで味わう!英文法」で取り上げた、ロビン・ウィリアムズのセリフ一覧

 ■ "We're all dying."
(私たちはみんな死に近づいているんだよ)
第11回 Patch Adams(邦題:パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー)

 ■ "Carpe, carpe diem, seize the day, boys. Make your lives extraordinary."
(カルペ、カルペ・ディエム、今をつかみとれ、少年たちよ。人生を並外れたものにするんだ)
第18回 Dead Poets Society(邦題:いまを生きる)

 ■ "The key to a solid marriage is laughter."
(揺るぎない結婚生活のカギは、笑いよ)
第70回 Mrs. Doubtfire(邦題:ミセス・ダウト)

 ■ "I love you with all my heart, with every cell, with every molecule, with every atom. I love you on a subatomic level."
(心底愛してるよ、全細胞、全分子、全原子で。素粒子レベルで君のことを愛しているんだ)
第163回 Flubber(邦題:フラバー)

 ■ "To live would be an awfully big adventure."
(生きていくことは、ものすごい大冒険かもね)
第198回 Hook(邦題:フック)

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コメント
高2です!
こんなすばらしいサイトに辿り着けて幸せです!
これからも楽しみにしています
  • airponta
  • 2014/10/03 8:49 AM
airponta さん

はじめまして!
高校生のかたにもブログを見ていただけるなんて、とても嬉しいです。とても励みになりました!

  • 岩崎清華
  • 2014/10/04 10:31 AM
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